本質的な治療院経営ノウハウを身につけたい先生のための、

回数券を売るな!

2016.03.22

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タイトルをご覧になって

「あれ?回数券って売ってはいけないんですか?」

と思った先生も多いかもしれません。

誤解の無いように伝えておきますと、実際に私も、協会の会員に回数券を作ることと使うことを強く勧めています。

ただ、ここでいう「回数券を売るな」の真意は「回数券を使うな」という意味ではありません。治療院であるなら回数券そのものではなく、8回や16回といったセットの治療を提供しなさい!という意味です。

治療院経営の原理原則で何度もお伝えしてきましたが、根本的な治療を行うためには、1回毎の単発の治療ではなく、治療計画に沿った継続的な治療が必要になってきます。

このことは初診時に患者さんにしっかりと納得してもらいますが、人は忘れる生き物です。初診時には8回必ず通うと思っていても痛みが緩和・解消してくると根本治療の意味が薄れ、ついつい治療院に通うのがおっくうになりがちです。

来院を1回飛ばせば、2回目も簡単に飛ばすようになります。結果として来院がストップしてしまうと、患者さんも治療家も求めていた根本治療は実現しません。

それでも、回数券を購入している患者さんは、購入していない患者さんよりも高確率で計画通りの継続来院をしてくれます。結果として本当の意味での治療効果が高まります。こういった理由で私は回数券の運用を勧めているのです。

間違っても
「現金が早く入ってくるから」
「未使用の回数券分は、利益(退蔵益)になるから」

といった小手先のメリットを得られることを理由に勧めているわけではありません。

ところで、「割引が効いてお得ですので、回数券を買った方がいいですよ!」などとうたい、患者さんに回数券の購入を促していませんか?

回数券をより多く売るために割引率を大きくしたり、元々の定価を高く設定したりしているのであれば、それは明らかな間違いですし、セールストークを駆使することは治療家にとって時間の無駄でしかありません。

計画的な治療の重要性・必要性をしっかりと説明し、若干お得な回数券の存在を伝えれば、患者さんは自ら回数券を購入していくものです。

そのことに十分に理解したうえで、回数券を効果的に使っていって頂きたいと思います。

「回数券を売るな」の言葉の真意、ご理解いただけたでしょうか?

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