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患者に聞いてはいけない質問とは?

2015.07.29

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病気の治療において、患者さんとの問診、
つまり、患者さんの状況や病気の症状について質問していくことは、
医療の現場において不可欠です。

 

ですが、その質問の中にも、

 「聞くべき質問」と「聞くべきではない質問」が存在します。

 今回は、これがどういうことかを解説していきます。

 

患者さんが来院した時にかならず行われる、
患者さんへの問診の際、
どのような質問をするのかは、治療家にとって、とても重要なテーマです。

 

予診票(問診票)などを用いて、

・氏名
・性別
・生年月日
・住所
・連絡先
・職業
・来院したきっかけ

……などを聞いていくほか、
現在のお体の状態についても、もちろん聞いていきます。

今現在、最もお悩み(その多くは痛みに関係します)のことはなんなのか?
その悩み(痛みなどの症状)はいつから発生しているのか?
特に症状がひどいのはどのような時か?
それ以外に問題に感じていることはあるか?

などなど。

 

それらのほかにも、
過去の治療履歴や既往歴、
現在服用中のお薬、嗜好品・サプリメントはなにか、
ということについて質問することも重要です。

以上のような的確な質問が、有効で正しい治療法を導きます。

 

一方、多くの治療院で使われてしまっている質問ではありながら、
実は聞くべきではない質問というのも存在します。

 

例えば、
保険治療だけを望むのか、自費治療も受けるのか。
痛みの治療だけでいいのか、根本的な治療を望むのか。
どれくらいの頻度で通院することができるか。
治療にはどれだけの予算がかけられるか。

……これらは、治療院においては絶対に聞いてはいけない質問です。

理由は簡単です。
治療院の本質、原理原則から大きく逸脱してしまっている質問だからです。

 

これらの質問をしている治療院でよく見かける出来事として、
患者さんが
「今日は腰が痛いので、腰中心にお願いします」や、
「今日は肩を長めに揉んでください」など、
治療方針を治療家ではなく、患者さんのほうが決めてしまうケースがあります。

治療内容の決定を患者さんが行い、
施術者はそれに従って「作業」をする。

こうなってしまうと、もうこれは治療院ではなく、リラクゼーションサロンの領域です。

 

治療院というのは、あくまで治療家が、
プロとしての見地に立って治療内容を決定していく場所です。

上記に挙げたような、「聞くべきでない質問」は、
このような、治療院としての原則原理を根底から揺るがします。

このような事態を防ぐために、治療家は、
「聞くべき質問」と「聞くべきではない質問」をしっかりと理解し、
それに従って問診を行っていくべきなのです。

 

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